トップページ > 全記事一覧 > 最新OS「Windows 7」を使おう! 購入前の疑問にお答えします
マイクロソフトの最新OS「Windows 7」がいよいよ登場します! Windows XPやWindows Vistaと比べてどこがよくなって、どんな新機能が追加されたのでしょうか? 購入前の素朴な疑問にお答えします。
※本記事では、一部にぷらら会員であることを前提に、機能を紹介している箇所があります。あらかじめご了承ください
Windows 7は何が変わったの?
Windows 7はマイクロソフトが満を持して発売する最新のOSです。これまでのWindows Vistaの後継として、パッケージ版は10月22日から提供が開始されます(企業や開発向けの製品は8月12日から提供開始)。
まずは、「Windows 7」は、どうして「7」なの? と疑問に思うかもしれません。Windowsは、最初に発売された「Windows 1.0」から3つめの「Windows 3.1」までがバージョン番号で呼ばれてきました。その次の「Windows 95」と「Windows 2000」は発売された年度で、続く「Windows Me」と「Windows XP」そして現行製品の「Windows Vista」は製品を象徴する独自の名称で呼ばれてきました。
今回の「7」は、最初のWindowsの発売(1.0)から数えて7番目のWindowsという意味で、いわば初期のバージョン番号の名称に回帰したというわけです。
では、具体的にどのような点が変わったのでしょうか? ここではWindows 7 Ultimateを例に、主な変更点を表にまとめてみました。
| 項目 | 変更点 | 概要 |
|---|---|---|
| 操作性 | 使いやすくなったタスクバー | 起動中のアプリケーションの画面を縮小された画像で確認できる |
| 操作を手助けするジャンプリスト | 過去に使ったファイルやよく使う機能をタスクバーのアイコンから簡単に操作できる | |
| 拡張されたデスクトップ | 複数表示したウィンドウを、一度に透明にし、デスクトップを表示することができる。直感的な操作で、ウィンドウを整列させることができる | |
| 賢くなった検索 | Windowsサーチによってファイルやプログラムを手軽に検索できる | |
| 複数のフォルダを管理できるライブラリ機能 | 「ライブラリ」機能でまとめられた複数のフォルダを検索することができる | |
| 進化したInternet Explorer 8 | 検索候補を表示してくれるクイック検索やページ内の文字から検索したり地図を表示したりできるアクセラレータなどの機能を搭載した最新ブラウザInternet Explorer 8を搭載 | |
| 機器管理が可能なデバイスステージ | デジカメやプリンタ、USBメモリなど、パソコンに接続されたさまざまな機器を一覧でき、そこから機器の持つ機能を簡単に利用できる | |
| ファイル共有が手軽なホームグループ | パスワードを入力すれば、ネットワークでパソコン同士を簡単につなげられる | |
| VANで無線接続もラクラク | 近くにある無線親機を見つけて簡単に接続できる機能 「VAN(View Available Network)」を搭載 | |
| 性能と信頼性 | 高速化された動作 | パソコンの起動や終了、アプリケーションの利用などあらゆる動作が軽快に |
| 高度な電源管理 | ディスプレイの明るさなどを自動調節しながら電力を適切にコントロール | |
| 高い互換性 | 従来のWindows Vistaとの互換性を確保。これまでのソフトやハードをそのまま利用可能。また、Windows XP以前のOSに関しても、XPモードや古いアプリケーションを動作させるための互換性ウィザードなどでフォローしている | |
| 新しい使い方 | 手軽なメディアの共有 | Windows Media Playerを使って音楽や写真をパソコン同士で手軽に共有。インターネット経由でも再生できる |
| Windows Liveとの連携 | メールや写真などWindows Liveのサービスを活用可能 | |
| 画面をタッチして直感的な操作が可能 | 画面を指や専用ペンで直接タッチすることでパソコンをより直感的に操作できる |
※ここではWindows 7 Ultimateの機能を掲載しています。エディションによっては、搭載されていない機能もあります。エディションによる機能の違いについてはこちらを参照してください
従来のWindows Vistaでユーザーからの不満が多かった動作速度を大幅に改善しつつ、よりパソコンを使いやすくするための操作性を改善し、さらにいくつかの新機能が追加されているのがポイントです。
速くなったという起動と終了を検証してみよう
それでは実際にWindows 7の実力をチェックしていきましょう。Windows 7はネットブックのようなあまり性能が高くないパソコンでも快適に動作するように設計されています。まずは、最大のポイントともいえる動作速度です。
動作速度の計測方法はいくつかありますが、まずはパソコンを使う上で欠かせない起動時間を計測してみました。なかなかパソコンが起動しなくてイライラした経験がある人も多いはずです。どれくらい改善されているかに期待しましょう。
- OSごとの起動時間

- Windows Vistaと比べて、Windows 7の起動時間は10秒以上も早くなった(検証環境 CPU:AMD Athlon 64 X2 5400+ メモリ: 4GB HDD:500GB)
※起動にかかる実際の時間は、お使いのパソコンやインストールされているソフトウェアによって異なります。上記の計測結果は、すべての環境において同様の起動時間の差となることを保証するものではありません
結果は上のグラフの通りです。残念ながらWindows XPには3秒ほど及びませんでしたが、Windows Vistaよりも10秒以上も早くパソコンを起動させることができました。使いたい時にサッとパソコンが起動するのは、とても快適です。
大きく変更になったタスクバー
続いて、見た目の変更点について見ていきましょう。
Windows 7で真っ先に気がつくのは大きく変更されたタスクバーです。Windows Vistaの丸形のスタートボタンは引き継がれていますが、タスクバー自体の高さが変更され、Windows Aero有効時にはWindows Vista同様に背景が透けて見えるようになっています。また、タスクバーに表示されているアプリケーションも従来のボタンからアイコンに変更されました。
このようなタスクバーの変更は、Windows 7の操作性にも大きな影響を与えています。たとえば、Internet Explorer 8など、何かアプリケーションを起動してから、タスクバーのアイコンにマウスポインタを合わせてみます。すると、起動中のアプリケーションのウィンドウが縮小表示された状態(サムネイル)でポップアップ表示されます。「サムネイルツールバー」と呼ばれる新機能です。
従来のWindows Vistaでもサムネイルが表示されましたが、Windows 7ではInternet Explorer 8で表示中の複数のタブが個別にサムネイルが表示されたり、Windows Media Playerで動画の再生ができたりなど、より機能が強化されています。

- 「サムネイルツールバー」でウィンドウのポップアップ表示をすることができる
もしも、デスクトップに複数のウィンドウが表示されている場合は、その状態からサムネイル画像の上にマウスポインタを移動してみましょう。選択したウィンドウだけが表示され、他のウィンドウは半透明で表示されます。
また、デスクトップが見たければ、タスクバーの右端にマウスポインタを移動してみましょう。全てのウィンドウが半透明に表示されます。この機能を「Aero Peek(エアロピーク)」と呼びます。
また、タスクバーのアイコンを右クリックすると「ジャンプリスト」と呼ばれる画面が表示されます。これは、そのアプリケーションで過去に使ったファイルやよく使う機能などを素早く利用できる機能です。
ブラウザでさっき見ていたページをもう一度表示したい、昨日作成していた文書の続きワープロで作りたい、などといった時に活用すると便利です。














