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これで安全・安心!インターネットのお作法2009

2009年6月29日(月) 文●大澤文孝 イラスト●原田香

 インターネットは便利で楽しい反面、ちょっとした注意不足や些細な行動から、思いもよらぬ大きなトラブルに巻き込まれることがあります。
 迷惑メールが大量に届くようになったり、ブログが誹謗中傷のコメントでいっぱいになったりするのは、まだマシなほうです。時には、個人情報の流出が原因で、実生活での被害を受けたり、社会的な制裁を受けたりすることもあります。
 そんな事態にならないよう、インターネットを使うにあたって、「してはいけないこと」を、きちんと確認しておきましょう。

個人情報に関するお作法 その1
「無料」、「プレゼント」につられるべからず

090630_01.jpgのサムネール画像
無料には必ず理由がある。個人情報を明かす時は慎重に

「最新型液晶テレビをプレゼント!」や「総額100万円相当のお食事券が当たる!」など、Webページを見ていると、そんな魅惑の言葉を目にすることがあります。実際、広告やキャンペーンの一環として、リスクなくタダでモノが貰えることもあります。しかし、個人情報を集めるだけの甘い罠も少なくありません。

 無料プレゼントといったものにつられて、個人情報を相手に渡したとしても、ほとんどの場合、そんなに大きな被害にはなりません。たとえば、メールや郵便、電話などで何かしらの営業勧誘がくるようになる程度です。

 しかし時には、詐欺を目的とした巧妙なハガキが送られてきたり、電話などがかかってきたりすることもあります。つまり、直接の被害に結びつかなくても、犯罪への入り口になる可能性があります。

 また、自分から応募するのではなく、「当選のお知らせ」などと称し、「プレゼントに当選したので、発送先を教えて欲しい」とか「事務手数料として、いくらか振り込んで欲しい」といったメールが届くこともあります。

 こういったメールは、ほとんどが詐欺です。返信せず、無視するようにしましょう。動転して、返信するのは禁物です。自分のメールアドレスや自分が利用しているプロバイダなどの個人情報が、さらに漏れてしまうことになるからです。

これで安全・安心!
・信頼できないWebサイトで個人情報を教えない
・身に覚えのない懸賞やプレゼントの当選メールは無視する

個人情報に関するお作法
その2 住所をかんたんにおしえるべからず

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Googleマップ ストリートビューを使えば、住所から建物の外観などがわかってしまう
Googleマップ ストリートビュー

 インターネットの地図サービスのおかげで、はじめての場所に行くことが、飛躍的に楽になりました。住所さえわかれば、容易に最寄りの地図や航空写真まで見られます。

 しかし、だからこそ、個人情報のなかでも、住所をむやみに教えることは避けましょう。住所というものは、想像以上に、たくさんの情報を与えてしまいます。最近では、興味本位で、さまざまな情報を得られてしまうからです。

 また「Googleマップ ストリートビュー」では、街中のカメラ映像が表示されるため、「どのような家に住んでいるか」や「庭に何があるか」、「駐車場にどんな車があるのか」といったことまで、現地を訪れなくてもわかることがあります。

 しかし、このGoogleマップ ストリートビューは非常に便利です。たとえば初めて行く目的地の外観を把握したり、世界の名所や有名な建造物を眺めることができます。また、Web上で近所の道を散歩してみて意外な発見をしたり、昔住んでいた家や通った学校を探してみるのも楽しいでしょう。便利なサービスだからこそ悪用されないように、自分自身の情報はかんたんに明かさないよう日頃から心がけておきましょう。

これで安全・安心!
・住所は信頼できる人にだけ教える
・身を守りつつインターネットサービスは便利に活用する

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