トップページ > 全記事一覧 > 無料で役立つだけじゃない!珍訳連発! Web翻訳サービス
Web翻訳サービスとは、Webページ上に原文を入力するだけですぐに訳文が得られるというスグレモノ。今回は、いくつかの代表的なWeb翻訳サービスを使ってみたので、その結果をご紹介します。非常に便利に使える反面、機械翻訳ならではの「珍訳」も続出。どうぞお楽しみください!
※本記事で紹介している各Web翻訳サービスの翻訳結果は2011年3月現在のものです。各サービスの機能は随時更新されているため、翻訳結果が本記事とは異なる表示となることもあります。あらかじめご了承ください。
Web翻訳サービスとは
最近、「英語を社内公用語にする!」と宣言する企業が現れて、話題になりました。その一方で、海外旅行などプライベート面で自分が楽しむために英語や中国語を勉強している方もおられるでしょう。目的はどうであれ、外国語のWebページをすらすら読めたり、ビジネスレターを外国語でさらさら書けたりしたら、と願っている人は多いに違いありません。
そんなとき、とても便利に使えるのが「Web翻訳サービス」です。「Web翻訳サービス」は、言わばWebサイト上で動作する「自動翻訳機」のようなもの。文章をWebページ内のボックスに入力するだけで、すぐに目的の言語に翻訳することができます。

- Web翻訳サービスを使えば、クリックするだけで英訳も和訳もしてくれます。
Web翻訳サービスを提供する代表的なサイトの1つである「エキサイト翻訳」を使って、まずは単純なあいさつ文「Good morning」(おはよう)の英和翻訳をしてみましょう。

- 「エキサイト翻訳」を開き、左側の白いボックスに「Good morning.」と入力してください。画面中央で[英→日]をクリックし、その下にある[翻訳]ボタンをクリックしてください。これで、右側のボックスに「おはよう。」という訳文が表示されるはずです。
いかがでしょうか? このように「エキサイト翻訳」をはじめとしたWeb翻訳サービスを利用すれば、辞書を引いたり、構文を分析したりしなくても、原文を入力するだけで適切な訳文が得られることがわかったと思います。もちろん、インターネットに接続してさえいれば、いつでもどこからでも無料で利用できます。
Web翻訳サービスには、このほかにもさまざまなものがあります。下の表に、国内で利用できる代表的なWeb翻訳サービスの提供サイトを示します。
| サービス名 | 特徴 |
|---|---|
| エキサイト翻訳 | 各国語と日本語、各国語と英語の相互翻訳可能 |
| Google翻訳 | 60カ国語をサポート・相互翻訳可能 |
| Yahoo!翻訳 | 個別の単語の意味を表示可能 |
| Bing Translator | 35カ国語をサポート・相互翻訳 |
Web翻訳サービスと辞書サービスの違いは?
似たサービスに「辞書サービス」がありますが、辞書サービスでは入力した単語や成句に対応する訳語がただ羅列されるだけなのに対し、Web翻訳サービスでは入力した文全体の前後関係から最も適切な訳語が選択され、意味の通る訳文として得られる点が大きく異なります。
まずは中学校レベルの基礎英語を訳してみる
さて、ここからは、先に紹介した代表的な4つのWeb翻訳サービスを使ってそれぞれの実力を試していきます。はじめに、中学校レベルの基礎的な英文の和訳からやってみましょう。最初は、中学英語の代表的な例文としておなじみの「This is a pen.」(これはペンです)です。各サービスの翻訳結果は...。
| Google翻訳 | これはペンです。 |
|---|---|
| Yahoo!翻訳 | これは、ペンです。 |
| エキサイト翻訳 | これはペンです。 |
| Bing Translator | これは、ペンです。 |
読点のあるなしを別にすれば、どの翻訳サービスも順当な結果。さすがに、これだけ基本的な英文だとほかに訳しようもないのかもしれません。
次は、基本的な疑問文「Is this a pen or a pencil?」(これはペンですか、それとも鉛筆ですか?)を試してみましょう。
| Google翻訳 | これは、ペンや鉛筆ですか? |
|---|---|
| Yahoo!翻訳 | これは、ペンか鉛筆ですか? |
| エキサイト翻訳 | これは、ペンかそれとも鉛筆ですか? |
| Bing Translator | これは、ペンまたは鉛筆ですか? |
ほとんどの翻訳サービスが、ぎこちなさを残しながらもほぼ正しく訳出していますが、Google翻訳だけちょっと難があるようです。ただし、「Is this a pen or a pencil?」という例文自体、日常生活ではたぶん使うことのない不自然な表現なので、ぎこちない訳文になったり、多少不正確な訳文になったとしても仕方のない面もあるかもしれません。
ここで、少しレベルアップして、現在完了形の例文「I have studied English since this morning.」(私は今朝からずっと勉強しています)を試します。
| Google翻訳 | 私は今朝から英語を勉強している。 |
|---|---|
| Yahoo!翻訳 | 私は、今朝から英語を勉強しました。 |
| エキサイト翻訳 | 私は、朝から英語を勉強しました。 |
| Bing Translator | 今朝から英語を学んだ。 |
どの翻訳サービスもまずまずの結果です。ただ、この例文には「since」が含まれているので、「~以来、現在もしている」(現在完了形の「継続」と呼ばれる用法)という意味合いで訳すのがベスト。その点、Google翻訳がニュアンスを最もよく表していると言えるかもしれません。
ともあれ、基本的な英文は、どのWeb翻訳サービスを使ってもだいたい同じような結果になりました。しかし、少しひねった文章を訳してみると、それぞれ個性が現れるようです。
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