トップページ > 全記事一覧 > 古いデジカメ改造第二弾!ピンホールカメラに挑戦 前編
今、密かにブームを巻き起こしているピンホールカメラ。趣のある写真を手軽に撮影できるピンホールカメラは、最新のデジカメにはない楽しみ方を提供してくれます。そこで、今回は、使わなくなった古いデジカメをピンホールカメラに改造する方法を紹介してみましょう。
ピンホールカメラとは?
ピンホールカメラは仕組みが最も簡単なカメラで、「小さな穴」(ピンホール)だけを使って写真を撮影します。まずは、一般的なカメラとピンホールカメラの基本構造を示しておきましょう。


- 一般的なカメラとピンホールカメラの基本構造。ピンホールカメラでは、小さな穴を通り抜けた光が像を作る
一般的なカメラは、レンズを使って光をフィルム(撮像素子)に集約することにより、鮮明で色彩豊かな写真を実現しています。レンズをすることで、望遠や広角で写真を撮影できるズーム機能付きカメラも普及しています。
一方、ピンホールカメラは、「小さな穴」を通り抜けた光をそのまま記録する、という極めて簡単な仕組みになっています。レンズは基本的に使用しません。このため、「全体的にピントは合っているが、どことなく淡い雰囲気...」という写真に仕上がるのです。
また、微量の光しか得られないため、何秒間もシャッターを開けておかなければ、写真を撮影できない、という場合もあります。

- 今回、試作したピンホールカメラで撮影した写真。柔らかい雰囲気で趣のある写真を撮影できるのが特徴です

- 同じ風景を通常のデジカメで撮影した場合。こちらは、いわゆる"普通の写真"に仕上がります
ピンホールカメラに適したデジカメは...?
ピンホールカメラは玩具ショップなどで販売されていますが、簡易的なピンホールカメラであれば自作することも不可能ではありません。続いては、デジカメをピンホールカメラに改造する時のチェックポイントを紹介しておきましょう。
まず大切なのが、シャッタースピードを自在に調整できること。前述したように、ピンホールカメラで写真を撮影するには、シャッターを何秒間も開けなければいけない場合もあります。レンズが「小さな穴」になってしまうため、シャッタースピードの自動調整は正しく機能しないと考えてください。つまり、ピンホールカメラで写真を撮影するには、「自分でシャッタースピードを調整できること」が必須条件となるのです。

- 今回、用意したデジタルカメラは、キヤノンの「PowerShot S40」。シャッタースピードを自分で指定できる撮影モードは「Tv」と記されています
この条件さえ満たしていれば、たいていのデジカメをピンホールカメラに改造できます。解像度が200万画素以下の古いデジカメでも何ら問題はありません。だって、ピンホールカメラに鮮明な写真を求める方がオカシイのですから......。
ピンホールカメラに改造する作業は簡単なので、「家に古いデジカメが眠っている......」という方はぜひ試してみてください。「余っているデジカメなんて無いよ...」という方は、数年前のデジカメをネットオークションで落札するとよいでしょう。










