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アキバっぽくない秋葉原探訪 後編

2010年3月25日(木) 取材・文●中島正道

まずは「メガ盛り」で腹ごしらえを

 神田明神を目指す前に腹ごしらえを、ということでIT関係の店舗が立ち並ぶ、アキバっぽい通りにある「松月庵」というお蕎麦屋さんに入ってみました。

 メニューを見ると、「メガ盛り」なるものが。そこでメガ盛り冷やしたぬきそばを注文してみました。

 名前通りのメガ盛りでした! 少なくとも六人前くらいはあろうかという量で900円也。挑戦してみてはいかがでしょうか?

「松月庵」のメガ盛り冷やしたぬきそば(900円)。通常の3倍の量とのこと。普通のたぬきそばも盛りがよいので、実質3人前以上はありそうです

アキバっぽい場所にあるお弁当屋さん

 お腹いっぱい食べ終えて、ふと見ると隣に非常に歴史がありそうなお店が。店頭にはお弁当が置いてあるけれど看板には「御生菓子」とあります。どういうことだろう? と中に入ってみました。

店頭には、おかずたっぷりのおいしそうなお弁当が

 店内に入ると、あれ?お弁当はあるけれど生菓子の姿はどこにも見当たりません。そこへ「いらっしゃい!」とおかみさんが出てきました。

 

「お話をお聞きしたいのですが」とお願いしてみたところ快く引き受けてくれました。

 このお店は、もともと明治26年から代々続くお菓子屋さんで、おかみさんは四代目とのこと。先代が越後出身ということもありお団子などを売っていましたが、旦那さんが亡くなられたのを機にお菓子を売るのはやめ、現在おかみさんがお弁当屋さんとして続けているのだそうです。なるほど、そういう訳で生菓子の看板のお弁当屋さんなのですね。

 この辺りで昔からやっていたお店は、もうどこもお店を閉めたり引っ越してしまったり。その中でいまだに頑張っている数少ないお店のひとつなのだそうです。「中央通りのかまぼこ屋さんも古くからやっているのよ」と教えてくれました。

「平日のお昼どきには近くの会社の方々がランチを買いに来てくれるのよ。みなさんおふくろの味を求めて買いに来てくれてるのでしょうね」とおかみさん。内容が充実している割にリーズナブルな、「おふくろの味」が楽しめるお弁当。天気の良い日に近くの公園などで食べてみたいですね。ちなみに「大」のお弁当にはお味噌汁が付くそうです。

まだお店が、今でいう蔵前橋通りにあったころの写真。昭和14年くらい頃のだそうです
ビルの間に囲まれた構(かまえ)雄造商店は、大正2年創業のかまぼこ屋さん。繁栄堂のおかみさんもおすすめの味。おみやげにいかがでしょうか?
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