トップページ > 全記事一覧 > アキバっぽくない秋葉原探訪 前編
秋葉原といえば、かつては電気街、いまはデジタル&オタクの街として有名です。今回は、デジタルもオタクも関係ない、いわゆるアキバっぽくない秋葉原を探して散策してきました。知られざる秋葉原のもう一つの顔を見つけに行きましょう。
秋葉原といえば......
秋葉原。当然思い浮かべるのはデジタル、ITなどでしょう。それに世界規模のオタク文化の情報発信地。全世界からオタクの皆さんが集まってきます。 しかし今回はそんなアキバのITでもオタクでもない部分に、敢えてスポットライトを当ててみました。アキバっぽくない秋葉原を探しに出かけましょう!
秋葉原UDX の裏側に広がる秋葉原の意外な顔
まずは秋葉原を代表する建物の一つ、秋葉原UDXの裏側の方はどうなっているのでしょうか。散策を開始しました。
すると意外にすぐ昔ながらの街並みが広がっています。もうこの時点で「秋葉原にこんなところあったのか」という感じです。
感心しながら歩いていると、昔から見慣れたオレンジ色が。ポンジュースの自動販売機を発見しました。建物のディスプレイには愛媛みかんの文字。ここはえひめ飲料の東京営業本部だったのです。
紙パックで90円。珍しいので飲んでみました。うん、やっぱりおいしいですね、ポンジュース!

- えひめ飲料東京営業本部のディスプレイ。ポンジュースは、誰しも一度は口にしたことがある国民的ジュースといっても過言ではない?

- 知る人ぞ知るポンジュースの自動販売機。紙パックのポンジュースが1つ90円也。ITタウン秋葉原で飲む「愛媛のまじめなジュース」はまた格別!
すぐ近くに歴史のありそうな旅館を発見したので入ってみました。「ごめんください」。

- 旅館東館(あずまかん)。神田青果市場の移転にともなって、界隈に残る旅館はほとんどなくなってしまいました
「はーい」と、奥から東館の方が出てきてくれました。山本さんという優しそうな女性です。
「突然で申し訳ありませんが、ずいぶんと趣のある旅館ですね?」と訊ねると、
「実はもう旅館はやっていないんですよ」と山本さん。
看板がしっかり出ていたので、まさかもう営業されていなかったとは思いませんでした。
「昔はUDXの辺りを中心に神田青果市場があって、全国から人が集まってきたんですよ」と山本さん。当時、この界隈には旅館が何十軒もあったそうです。平成元年に神田青果市場は大田区に移転したため、多くの旅館がお店を閉めてしまったとか。
「それに今は秋葉原に来るお客さんは買い物をしてくるので、鍵のない襖で仕切られた旅館は受けが良くないんですよ」と笑いながら教えてくれました。
もう閉めてからだいぶ経つとのこと。それでもお店のぬくもりを残すためでしょうか、恐らく当時のままの状態が保たれていて、未だに旅館として息づいているように思えました。再開することがあったら是非泊まりに来てみたいと思います。ありがとうございました。

- しばらく歩いていると、他の街と錯覚してしまいますが、ふと振り向くとUDXがそびえ立っています













