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デンキをください!ビジネスマンよ、街中で電源を確保せよ 前編

2009年9月14日(月) 文●クロックワークス

在来線と私鉄の電源コンセントは?

 在来線の状況も調べてみた。新型車両にはコンセントが増えているようだ。詳しくは一覧表を見ていただきたい。

JR在来線の電源コンセント設置状況
鉄道会社名 路線名 備考
JR東日本 新型成田エクスプレス 2009年秋から新型車両に搭載
JR西日本 サンダーバード 2009年6月から新型車両のグリーンと普通車の一部座席に搭載
JR四国 いしづち
しおかぜ
電車特急のみ(一部ディーゼル車を除く)
JR九州 787系リレーつばめ
有明の一部
885系かもめ
885系ソニック
783系かもめと883系ソニックを除く

 この秋から運行する新型の「成田エクスプレス」には、電源コンセントが設置される予定だ。

  特急ではJR西日本の「サンダーバード」、JR四国の「いしづち」と「しおかぜ」、JR九州の「リレーつばめ」と「かもめ」、「ソニック」に電源コンセントが設置されている。ただし、これらは設置されている車両とされていない車両があるため、注意したい。

サンダーバードの電源コンセント。折りたたみテーブルの脇に設置されている(資料提供:JR西日本)

 一方、私鉄はというと、まだまだこれからという結果に。関東近県では、京成スカイライナーが、新型車両から各座席の下部に電源コンセントが設置される。成田エクスプレスとの競争は電源コンセントにいたるまで激化しているようだ。これで成田に着くまでに一仕事こなせそうで、今回の新型車両投入の目玉である15分の短縮よりもうれしかったりして。

 関西近県では近畿日本鉄道の新型特急「22600系Ace」の座席と座席の間に1つ、電源コンセントが設置されている。まだ一部の車両に限られているが、近畿日本鉄道によれば

「今年中に22両に増やす予定です」(近畿日本鉄道)

 とのことだ。

私鉄各線の電源コンセント設置状況
会社名 路線名 備考
京成電鉄 京成スカイライナー -
近畿日本鉄道(近鉄) 特急22600系Ace 限られた一部車両に設置
上:近鉄新型特急「22600系Ace」の外観。下:私鉄では珍しく、座席に電源コンセントが設置されている(近畿日本鉄道 提供)

飛行機やバス、タクシーに電源コンセントはある?

 新幹線の対抗といえば飛行機。JALは国際線のビジネスクラスとファーストクラス、プレミアムエコノミー(欧米の長い路線)で電源コンセントを提供している。エコノミークラスでは一部(全体の30%)の機体で3席に2つの電源コンセントが設置されている。また、国際線のファーストクラスでノートパソコンのバッテリーを貸し出している。

 ANAは国内線では737型のファーストクラス(プレミアムクラス)のみ、国際線では機種によるが、ファーストクラスのみ電源コンセントを用意している。

 他の乗り物については、コンセントがあるのは、やはり長い距離を移動する乗り物にしか用意されていないようで、地下鉄、バス、タクシーでは確保できそうもない。

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